友人がいれば恋人がいなくともとりあえず絶望はない。
こんにちは、久しぶりの更新です死に起きです。
卒研発表が終わったので一段落という感じです。というか気が抜けすぎて気持ちとしては三段落くらいしてます早く論文書かないと・・・。
さて、今回は恋愛について書こうと思います。
といっても、僕は生まれてこの方恋人が出来たことがありません。
・・・彼女いない歴=年齢って聞いて、どう思いました?
「普通にしてたら出来るのに、そうとうキモいやつなんだろう」
「いや、別に最近だと普通なんじゃない?」
など色々あるかもしれませんが、ちょっと具体的数値を見てみましょうか。
4割です。
20代の男子で交際経験がない人は4割。
多いのか少ないのかわかりませんが、まあ4割なら僕がそうでもおかしくはないかな、という気がしてきます。
しかしこのことをツイートしたら、こんなリプライが来ました。
「嘘ついて『恋愛経験ない』って言ってる人多そう」
童貞の僕からすると「なんでそんなことするのか理解できない」って感じなのですが、どうやら過去に辛い恋愛経験等があると、ノーカウントとして恋愛経験に含めないという人もいるかもしれないとのこと。
例えば振られたりすると
「へっ!あんなの付き合ったうちに含まれないから俺が振られたという事実もなくなるし!」
という負け惜しみに流れることもあると。まあ確かに考えられなくはないか。
まあ僕が「やったー4割の男性は俺と同じなんだー」って喜んでるところに「もっと少ないかもよ」と言われて普通に落ち込みましたけどね。
もしかしたら全員嘘ついてて結局この世で俺一人だけが童貞という可能性もなくはないしね。
絶望すぎるけど。
まあそれはともかくとして・・・・
今回僕が疑問に思ったのは「恋人がいないってどれくらい重い罪になるのだろう?」ということ。
罪っていう言い方は大仰かな。どれほどダメなのだろうってことです。
今日こんなツイートを見ました。
いいかーッ!歯を食いしばって聞け!自分に恋人や伴侶が出来ないのは、金でも、容姿でも、性格でも、コミュ力でもないッ。理由は、ただ一択だ。
— 小池一夫 (@koikekazuo) 2016, 2月 8
_人人人人人人人人人人人人人人_
>人としての魅力がないからだッ<
 ̄^Y^Y^YY^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^Y ̄
いいかーッ!歯を食いしばって聞け!自分に恋人や伴侶が出来ないのは、金でも、容姿でも、性格でも、コミュ力でもないッ。理由は、ただ一択だ。
_人人人人人人人人人人人人人人_
>人としての魅力がないからだッ<
 ̄^Y^Y^YY^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^Y ̄
金、容姿云々は置いておくとして、この通りに考えると、僕が恋人ができないのも僕に魅力がないからであると言えます。
このことに特に異論はないです。
ただそのかわり、一つの疑問が頭を過りました。
「人としての魅力がないことは、罪なのか?」
僕は確かに、人に比べて甲斐性がありません。努力も嫌いです。趣味もよくわかりません。ゲームや漫画が好きです。寝ることが好きです。酒を飲むことが好きです。飛行機が嫌いです。旅行も嫌いです。
これだけ並べれば僕が魅力的で無いことがわかりますね。
ただ、罪人なのかと言われれば、それは否定したくなります。
僕は普通に生きてきただけです。
普通に生きてきたら、魅力的でない人間になっていました。
それは、ダメなことでしょうか。
魅力的でない人間は否定されるべきでしょうか。
・・・・実を言うと、僕はダメだと考えていました。
そう思った理由は説明できないけど、もうなんとなく「こういう人間は多分社会にとって悪だから生まれてこなければよかったのかもな」と思っていました。
砂の果実を聞きながら。
まあ半ば自棄になりながら、「もうじゃあ悪でいいよ、こんな俺でも友達がいるし」と思ってたんですが…
「そういや友達いるわ俺」
ってすごいティンと閃きました。
もし僕に友達すらいなければ、完全にダメに成ってたと思うんですけど、僕友達いるんですよ。
高校卒業してもたまに連絡とって会ってくれるやつとか、こっちもなんの気を利かせなくてもいいだろうと思うような気のおけないやつが。
じゃあ別によくね?と。
僕のことをナンバーワンに必要としてくれている人はいないが、少なくとも「友人」という領域に僕という存在を置いてくれているのなら、それって思ってる以上に喜ばしいことなのではないか。
当たり前に友人と接しているがゆえに全く気づけなかったことであった。
まるで四畳半神話大系の私に対する小津である。
もし僕が絶望するとすれば、その友人の誰とも連絡がとれなくなった時であろうか。
ちなみに僕の指す友人は全員で10人程である。
多分、みんなが思うよりも俺の思う友人という領域はかなり狭い。
もし恋人がいなくて色々悩んでいる人がいれば、一度友人のことを考えて欲しい。
自分が否定されるような存在でないことはとりあえず確認できると思うから。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。